日本エリートの弱点 2012 9 30

書名 日本人が知らない軍事学の常識
著者 兵頭 二十八  草思社

 日本人エリートの弱点とは、何か。
それは、軍事を知らないことです。
 欧米エリートの場合は、たとえ平和主義の人でも、
教養として、軍事の知識を持っています。
 さて、この本では、第1章は、著者の思想の部分ですので、
早く、軍事の知識を知りたいという人は、
第2章から読み始めるべきでしょう。
 興味深い見出しを取り上げましょう。
第2章 アメリカ政府と米軍は、いま、何をしたいのか
 ハッキング犯罪が「チャイナ幻想」を終わらせた
 日本を「保安官助手」にすることは諦めた
 ライバル「4軍」、それぞれの胸算用
 「第5の軍隊」、CIA
第3章 日本の戦力は、いったい、ナンボのものなのか
 なぜアメリカ政府は、F-22戦闘機を日本に売らないと決めたか
 F-35は最先端技術の高額な教材
(以上、引用)
 私は、大学生の時、
まだまだ学生運動が盛んだった当時の世相からすると、
不思議で奇妙な学問を学びました。
それは、地政学や、テレビを使って国民全体を洗脳する手法など、
今の時代からでも、不思議な学問と言えるかもしれません。
 もちろん、このような学問は学部の授業とは全く関係ありませんでした。
だから、「こんなことを勉強しても、学部の成績は向上しない」と思いましたが、
「いつか役に立つことがある」と言われて、学びました。
 軍事については、高校生の時から学び始めました。
しかし、高校生の私にとっては、理解できない専門用語が多かった。






























































































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